30代二児の社長パパブログ

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「割れた腹筋を作る商品」この種のゴミには本当にうんざりする

記事タイトルはこの本に書かれていたフレーズ。

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表紙やばい(笑)


前回の記事で入院報告を書いたが、退院してから体力の低下が著しい。

リハビリも兼ねてこの際、ムキムキになってやろうと決意。

しかし自称イクメンパパの僕としてはジムに通う時間が無いので、自宅でできる筋トレ方法を模索していた。

そしてこの本で紹介されているのが色んな意味で最強の筋トレ方法だと確信。

気に入ったポイントは

  1. 自宅で(というよりどこでも)器具を使わずにできる

  2. 見せかけの筋肉ではなく、自分の身体を操る為の筋肉をつくることができる

  3. どういう順番でステップアップしていけばよいかが明確

簡単に説明していきます。

1. 自宅で(というよりどこでも)器具を使わずにできる

本書の著者は8年の刑期で服役中に、「何も無い監獄の中でいかに身体を鍛えるか」を研究し尽くした努力の結晶である。

具体的な筋トレ内容として、一番最初のステップでは、「立ったまま壁に寄りかかり、腕立て伏せのように行う」もの。

壁ドンの両手版で腕立て伏せをやると考えればよい。

プッシュアップで壁ドンをする時のためのイメトレ

実際に壁ドンする時が来たときの為のイメージトレーニングと考えれば一石二鳥だろう。

こういった、何もないところ(しかも無料)でいかに身体を鍛えるかのトレーニングが考え尽くされている点を評価したい。

2. 見せかけの筋肉ではなく、自分の身体を操る為の筋肉をつくることができる

世の中はなぜ「運動・筋トレ=ジムに通う」という発想になるのだろうか?

答えは簡単。

「ジムに通うこと=素晴らしい」と広告で仕向けられているからである。

詳しい記述はぜひ本書を読んでもらいたいが、僕も「高価なトレーニングマシンとサプリメントが無ければ身体を鍛えられない」と騙されていたことにハッとした。

しかし人間の体は、各筋肉をバラバラに鍛えたところであまり意味がない。

身体を動かすという動作は、いくつもの筋肉や関節・腱などを組み合わせた動きになるからだ。

つまり、ジムのマシンで「今日はここの筋肉を鍛えよう」と言って筋肉を分割してトレーニングをするのは恐ろしく非効率であることに気がついた。

見かけがマッチョになればいい、という人はそれでいい。

僕のように「本当に強い身体、使える身体が欲しい」という人は、このトレーニングが最適だと思う。

本書の言葉を引用すれば

自然界にバーベルやダンベルを上げたり下げたりする動物はいない。対象物を動かす前に求められるのは、自分の体をコントロールし、動かす能力だ。走ったり、戦ったりする時の脚には、胴体の重さを支える筋力が求められる。背中と腕には、相手を持ち上げたり、押しのけたりするパワーが求められる。“強い”の意味が違うのだろうが、ボディビルダーの多くがこの事実を理解していないのは悲しいことだ。

ポール・ウエイド. プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ

3. どういう順番で取り組んでいけばよいかが明確

全6種類の筋トレ

  1. プッシュアップ
  2. スクワット
  3. プルアップ
  4. レッグレイズ
  5. ブリッジ
  6. ハンドスタンド・プッシュアップ

それぞれに10段階のSTEPが設けられている。

STEP1は、人によってはかなり楽にできると感じられるものもある。

しかし本書によれば、できるからといってそれをすっ飛ばしていきなりSTEP3とかに取り組む方が、より非効率で挫折するという。

つまり誰もが最初のSTEPから順番に始めていけばよいということ。

プッシュアップのSTEP2、レッグレイズのSTEP4に居る、というように進捗が明確にできる。

これは自分の成長がわかりやすく、モチベーションを維持するのにもいいと思う。

実際にやってみて、効き方が違うことを実感

僕もまずはSTEP1からスタートしているが、退院後は本当に身体がなまりきっていることを実感した。

STEP1ですらやりきれない・・・

しかしレッグレイズ(腹筋系のトレーニング)のSTEP1「ニー・タック」を行うと、体幹に効いているのが実感できた。

腰の辺りのさらに奥、おそらく「腰方形筋(ようほうけいきん)」が疲労しているのを生まれて初めて実感した。

腰痛のような感覚だが、明らかにもっと中の方で疲労が起きている感じ。

腰方形筋はこのサイトの解説がわかりやすいので引用させて頂く。
世界一ゆる〜い解剖学教室

レッグレイズで腰方形筋が鍛えられていることを実感

画像:世界一ゆる〜い解剖学教室

このレッグレイズ、最初は10回が限界で、その後5日間くらいは腰辺りに違和感(筋肉疲労)が残った。

筋肉疲労が回復するのに1週間くらいかかったが、回復後にもう一度やると、10回を2セットできた。

休養を多く取り、約2週間後、再度行うと25回+20回できた。

そして最近気がついたことがある。

歩いていて、自然と背筋が伸びている。 (背中を曲げると疲労中の腰方形筋?に負担がかかって逆に辛いため)

まだ筋トレを初めて半月程。

しかも回復期間があるので実際に筋トレをしたのは3〜4回でここまで実感できることに驚きだ。

この筋トレはビジネスチャンスである

ということで、まだ始めたばかりですが僕もこれからこの筋トレを続け、定期的に本ブログで進捗を報告していきたいと思います。

最後にこのブログらしく締めを。

  • 器具を使わずにどこでも誰でも自分のレベルで、筋力だけでなく関節や腱までも強化できる

  • ということは、老後でも元気に動ける身体を作ることに繋がる

  • 介護が必要な人も減る

この筋トレ方法をうまく浸透させられる仕組みを作れば、これから超高齢化社会を迎える日本においてもの凄いビジネスチャンスであるであることは間違いない。