景気が良くなった感が無いのに国の税収はバブル超え
今日の話題
国の税収が初めてバブル超え 所得税収入増で60兆円超 - 朝日新聞
【図解・行政】2019年度予算案の構成(2018年12月) - 時事ドットコム
これらのニュースを要約すると
考えてみる
消費税で税収を確保することに味をしめた
NewsPicksで面白い数値の比較をしている人が居たので引用させて頂きます。
【S63年と、H30年の比較】 * 資産課税等:15.8%→14.1% * 消費課税:17.7%→32.9% * 法人所得課税:34.3%→21.5% * 個人所得課税:32.2%→31.5%
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/a03.htm
消費税からの税収が倍近くになってる!!
ちなみに消費税は平成元年から導入されたそうで、
3%(平成元年) → 5%(平成9年)→ 8%(平成26年)→ 10%(令和元年予定)
とジワジワ上がっています。
しかし消費増税は、最初は上がったなーと思いますが次第にそれに慣れると正直、増税された感がそこまで感じなくなるように思うのですがいかがでしょうか。
今回も2%だけ増税することで、最初は税金高くなった〜とは思うと思いますが
それで普段から買い物を控えよう、とはならないかと思います。
大きい買い物も、結局はいつか買うことになりますから、一時的に落ち込んだとしてもすぐにそれが普通となっていつまででも消費が落ち込むということにはならないと思います。
結果的に、反発を受けやすい法人税や所得税を上げるよりも、薄く広く全員から徴収できる消費税を上げることが一番税収アップに繋がるのかもしれませんね。
働き方改革で残業代が減っても所得税収が増える理由
周りの企業の社長さんとか話しますと、中小企業でも明らかに残業を減らしている(減らされている)感覚を感じます。
残業代が出ないと、社員としては給料が増えないのでその分、所得税も下がる=国の所得税収は減るのではないか?
と思いましたが、それでも来年度の税収予想は2018年度を上回る予定。
消費増税などもあるかもしれませんが、
しかし結局は残業を無くしても所得税収は減らない?ということは元々、残業代を支払っていない企業が多いというのが実態なのでしょうか。